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草壁シトヒ
くさかべしとひ
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初心者向け!『Jリーグ』の正式名称と年間何試合行われるか【完全ガイド】

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Jリーグ観戦に興味を持ち始めたけれど、基本的なルールや仕組みがよく分からない。私がサッカー観戦を始めた頃も、同じような疑問を抱えていました。Jリーグは日本のプロサッカーリーグですが、その「正式名称」や「年間で何試合くらい行われるのか」を知ると、観戦がもっと楽しくなります。

この記事では、Jリーグの基本的な知識を初心者の方にも分かりやすく解説します。正式名称の由来から、J1・J2・J3というカテゴリーの違い、そして年間の試合数まで、観戦に必要な情報をまとめました。

タップできる目次

Jリーグの「正式名称」知っていますか?

普段私たちが呼んでいる「Jリーグ」という名前は、実は通称です。この機会に、Jリーグの正式な名前とその意味を知っておきましょう。

正式名称は「公益社団法人 日本プロサッカーリーグ」

Jリーグの法律上の正式名称は「公益社団法人 日本プロサッカーリーグ」と言います。英語では「Japan Professional Football League」と表記されます。少し堅苦しい名前ですが、これが公式な名前です。

「公益社団法人」とは、利益を出すことだけが目的ではなく、社会全体の利益になる活動(公益)を行う団体であることを示しています。Jリーグは、単にプロサッカーの試合を運営するだけでなく、スポーツ文化を日本に根付かせるという大切な役割も担っています。

なぜ「Jリーグ」と呼ばれるの?

では、なぜ「Jリーグ」と呼ばれるのでしょうか。これは、英語表記「Japan Professional Football League」の頭文字である「J」を取ったものです。「Jリーグ」という呼び名は、多くの人に親しみを持ってもらうために採用されました。

1993年の開幕以来、この愛称は広く浸透し、今では誰もが知る名前になっています。

「明治安田Jリーグ」って何?

ニュースや試合会場で「明治安田Jリーグ」という名前を聞いたことがあるかもしれません。これは、Jリーグが「明治安田生命」とタイトルパートナー契約を結んでいるためです。

タイトルパートナーとは、リーグ全体の活動を支える最も大きなスポンサーのことです。そのため、2015年からはリーグの呼称に企業名が冠されています。

Jリーグの仕組み|J1・J2・J3とは?

Jリーグは、1つのリーグだけではありません。J1、J2、J3という3つのカテゴリー(ディビジョン)に分かれています。このピラミッド型の構造が、Jリーグの面白さの秘密です。

3部制のピラミッド構造

Jリーグは、実力に応じて3つのカテゴリーに分けられています。

  • J1(ジェイワン)|トップカテゴリー(1部リーグ)
  • J2(ジェイツー)|セカンドカテゴリー(2部リーグ)
  • J3(ジェイスリー)|サードカテゴリー(3部リーグ)

J1が最もレベルの高いリーグであり、J2、J3と続きます。この構造は、野球の1軍・2軍とは異なり、各カテゴリーが独立したリーグとして運営されています。

夢がある!「昇格」と「降格」のルール

Jリーグの最大の特徴が「昇格」と「降格」のシステムです。これは、シーズンの成績によって、所属するカテゴリーが入れ替わるルールです。

例えば、J2で良い成績を収めたクラブは、翌年にJ1へ「昇格」できます。逆に、J1で成績が悪かったクラブは、J2へ「降格」してしまいます。この厳しい競争があるからこそ、シーズン終盤まで白熱した試合が続くわけです。

クラブ数は全部でいくつ?

2024年シーズンから、J1・J2・J3の各カテゴリーのクラブ数が統一されました。現在は、J1に20クラブ、J2に20クラブ、J3に20クラブ、合計60のプロクラブがJリーグに所属しています。

年間何試合?リーグ戦とカップ戦の基本

サッカー観戦の計画を立てる上で、年間に何試合行われるのかは重要なポイントです。Jリーグの試合は、主に「リーグ戦」と「カップ戦」の2種類に分けられます。

J1・J2・J3、リーグ戦は「年間38試合」

タイトルにある「年間何試合行われるか」という疑問の答えは、まず「リーグ戦」にあります。J1・J2・J3は、2024年以降すべて20クラブが所属しています。

リーグ戦は、自分以外の19クラブすべてと対戦します。この対戦を「ホーム」と「アウェイ」で1試合ずつ行うため、1クラブあたりの年間のリーグ戦試合数は「38試合」となります。

試合の決まり方|ホーム&アウェイとは

リーグ戦の基本は「ホーム&アウェイ方式」です。これは、同じ対戦相手と2回試合を行うルールです。

  • ホーム|自分の本拠地(ホームスタジアム)で戦う試合
  • アウェイ|相手の本拠地に乗り込んで戦う試合

自分のクラブがホームで戦う試合は年間19試合、アウェイで戦う試合も年間19試合、合計38試合という計算です。

リーグ戦以外の試合もある|カップ戦

Jリーグのクラブは、リーグ戦以外にも「カップ戦」と呼ばれるトーナメント方式の大会に参加します。主なカップ戦は以下の2つです。

  1. JリーグYBCルヴァンカップ|J1・J2・J3の全60クラブが参加する大会。トーナメントなので、負けたらそこで敗退です。勝ち進むほど試合数は増えていきます。
  2. 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会|Jリーグのクラブだけでなく、アマチュアのチームも参加する日本最大のトーナメントです。

応援するクラブがカップ戦で勝ち進めば、リーグ戦の38試合に加えて、さらに多くの試合を観戦できます。

Jリーグの魅力は「地域密着」にあり

Jリーグが他のプロスポーツと大きく違う点は、その理念にあります。Jリーグは「地域密着」を非常に大切にしています。

「あなたの町に、Jリーグはある。」

Jリーグには「Jリーグ百年構想」という理念があります。これは、サッカーに限らず、スポーツを通じて地域社会を豊かにすることを目指す考え方です。

かつてのスローガン「あなたの町にも、Jリーグはある。」という言葉に象徴されるように、クラブは単なる試合をするチームではありません。地域のお祭りやイベントに参加し、地元のファンと交流することで、その町の「公共財」となることを目指しています。

クラブ名に隠された「地域」の愛

Jリーグのクラブ名は、必ず「地域名」と「愛称」を組み合わせることがルールになっています。例えば「川崎フロンターレ」なら、地域名が「川崎」、愛称が「フロンターレ」です。

これは、クラブがどの地域の代表であるかを明確にするためです。私が自分の地元のクラブを応援する時も、この「地域とのつながり」を強く感じます。これがJリーグの最大の魅力と言えるでしょう。

まとめ

Jリーグの正式名称は「公益社団法人 日本プロサッカーリーグ」です。そして、J1・J2・J3の各クラブは、リーグ戦だけで「年間38試合」を戦います。

これに加えて、ルヴァンカップや天皇杯といったカップ戦があり、シーズンを通じて多くの試合が開催されています。Jリーグは、昇格・降格の厳しさと、地域密着という温かさを併せ持つ、非常に魅力的なリーグです。

まずはご自身の地元のクラブを調べて、スタジアムに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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