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草壁シトヒ
くさかべしとひ
普通の会社員でブログ歴は10年以上。

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⇨スポーツ観戦:F1、サッカー、野球
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DAZNのプランをスタンダードにアップグレードする方法とメリット

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DAZNの視聴プランを「スタンダード」へアップグレードしたいと考えていますか。DAZNは現在、プロ野球専用プランや一部コンテンツ限定のGlobalプランなど、複数の視聴プランを提供しています。私が契約した当初はGlobalプランでしたが、JリーグやF1も視聴したくなり、スタンダードプランへの変更を検討しました。

このアップグレードは、DAZNが提供するすべてのスポーツコンテンツを視聴するための最上位ティアへの移行を意味します。しかし、手続きは思ったより複雑で、契約した方法によって手順が全く異なります。この記事では、DAZNスタンダードプランの魅力と、契約方法別に失敗しないアップグレード手順を詳しく解説します。

タップできる目次

DAZNスタンダードプランとは?|アップグレードの価値

DAZNスタンダードは、DAZNが提供するコンテンツを最も幅広く視聴できるフラッグシッププランです。下位プランでは視聴できないプレミアムなスポーツ中継へのフルアクセス権が得られます。

DAZNスタンダードで視聴できる主要コンテンツ

スタンダードプランの最大の魅力は、その網羅的なコンテンツライブラリです。国内外の主要スポーツをほぼすべてカバーしています。

  • 国内サッカー|J1、J2、AFCチャンピオンズリーグ
  • 欧州サッカー|ラ・リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)、リーグ・アン(フランス)
  • プロ野球|公式戦、クライマックスシリーズ(一部球団を除く)
  • モータースポーツ|F1(全セッション)
  • バスケットボール|Bリーグ(B1、B2)
  • DAZNオリジナル番組|『Yabecchi Stadium』など

Globalプランではボクシングや格闘技が中心ですし、Baseballプランはプロ野球に特化しています。JリーグやF1、欧州サッカーを見たい場合、スタンダードプランへのアップグレードは必須の選択です。

DAZNスタンダードの料金体系|月額・年間プラン比較

DAZNスタンダードの料金体系は、視聴スタイルに合わせて複数の選択肢が用意されています。自分の視聴頻度に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。

プラン名料金(税込)特徴
月間プラン月額4,200円1ヶ月単位で解約できる最も柔軟なプラン。短期集中で見たい方向け。
年間プラン(月々払い)月額3,200円12ヶ月契約が必須。月額料金を抑えつつ、支払いは毎月行いたい方向け。
年間プラン(一括払い)年額32,000円1年分をまとめて支払い。月額換算約2,667円と最もお得なプラン。

私が計算した限り、年間を通じてスポーツ観戦を楽しむなら「年間プラン(一括払い)」が圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。

他プラン(Global・Baseball)との違い

DAZNのプラン構造を理解することが重要です。DAZNは視聴者を安価なプランで集め、より多くのコンテンツを求めた利用者をスタンダードプランへ誘導する戦略をとっています。

  • DAZN Global|月額980円。ボクシング、総合格闘技、マイナースポーツ、ドキュメンタリーが中心。Jリーグやプロ野球、F1は視聴できません。
  • DAZN Baseball|月額2,300円(年間契約のみ)。プロ野球コンテンツに特化(一部球団除く)。サッカーやF1は視聴できません。

これらのプランで契約していて、視聴したいコンテンツが対象外だった場合、スタンダードへのアップグレードが必要になります。

アップグレード前に確認すべき「黄金律」

DAZNのアップグレード手順には「黄金律」と呼ぶべき絶対的なルールが存在します。それは「支払いをDAZNに直接行っているか、第三者を経由しているか」で手順が根本的に異なるという点です。

なぜ決済方法の確認が重要なのか

この決済システムの複雑さが、多くの利用者を混乱させる最大の原因です。DAZNは普及を加速させるため、Apple、Google、Amazonなど多くのパートナーと提携しました。

その結果、アカウント管理の主導権がパートナー企業側に移り、ユーザー体験が分断されています。DAZN公式サイトの「マイ・アカウント」からプラン変更できるのは、DAZNに直接支払いをしているユーザーだけです。第三者経由の場合、その第三者のシステム内で手続きを完了させる必要があります。

自分の決済プロバイダーを特定する方法

アップグレードに進む前に、自分がどの決済エコシステムに属しているかを正確に特定してください。私が試した確認方法は以下の通りです。

  • クレジットカードや銀行口座の明細を確認する
    • 「DAZN」と記載|DAZN直接契約
    • 「APPLE.COM」「GOOGLE*DAZN」「DMM.COM」「NTT DOCOMO」など|各パートナー経由
  • スマートフォンのサブスクリプション設定を確認する
    • iPhone/iPad|「設定」アプリ → 自分の名前(Apple ID) → 「サブスクリプション」にDAZNがあればApple経由
    • Android|「Google Play ストア」アプリ → プロフィールアイコン → 「お支払いと定期購入」 → 「定期購入」にDAZNがあればGoogle Play経由
  • Amazonアカウントを確認する
    • Amazon.co.jpにログイン → 「アカウントサービス」 → 「アプリライブラリとデバイスの管理」 → 「定期購読」にDAZNがあればAmazon経由

自身の支払先を特定したら、次の章で該当する手順に進んでください。

【決済方法別】DAZNスタンダードへのアップグレード手順

決済プロバイダーの特定が完了したら、該当するシナリオの手順を実行します。手順を誤ると最悪の場合、二重課金のリスクがあるため慎重に進めてください。

シナリオ1|DAZN直接契約(クレジットカード・PayPal)

DAZN公式サイトで登録し、クレジットカードやPayPalで直接支払っている場合の最も標準的な手順です。

  1. DAZNアプリではなく、ウェブブラウザ(PCやスマホ)でDAZNにログインします。
  2. 「マイ・アカウント」に移動します。
  3. 「プラン詳細を見る」といった項目をクリックします。
  4. 現在のプランの項目にある「変更」を選択します。
  5. 希望するプランとして「DAZN Standard」を選択し、支払いサイクル(月間、年間月々払い、年間一括払い)も選びます。
  6. 内容を確認し「今すぐ切り替える」をクリックして確定します。

アップグレードは即時に有効となり、すぐにスタンダードのコンテンツが視聴できます。DAZNは前払いサービスのため、旧プランの残り日数分が日割り計算され、新プランの料金に充当されます。

シナリオ2|Apple App内課金 (iPhone・iPad)

iPhoneやiPadの「App内課金」で登録した場合、DAZNのウェブサイトからは一切変更できません。

  1. iPhoneまたはiPadで「設定」アプリを開きます。
  2. 画面最上部に表示されている自分の「[ユーザー名] / Apple ID」をタップします。
  3. 「サブスクリプション」の項目をタップします。
  4. 契約中の一覧から「DAZN」を見つけてタップします。
  5. 利用可能なプランのオプションが表示されます。「DAZN Standard」と希望する支払いサイクルを選択します。
  6. 画面の指示に従い、変更を承認します。決済はAppleによって管理されます。

シナリオ3|Google Play (Android)

Androidスマートフォンの「Google Playストア」経由で登録した場合も、Google Play内で手続きが必要です。

  1. Androidデバイスで「Google Play ストア」アプリを開きます。
  2. 画面右上の「プロフィール アイコン」をタップします。
  3. 「お支払いと定期購入」をタップします。
  4. 「定期購入」をタップします。
  5. 契約中の一覧から「DAZN」を見つけてタップします。
  6. プラン変更のオプションから「DAZN Standard」を選択し、画面の指示に従い承認します。

シナリオ4|Amazon (Fire TV)

Amazon Fire TV StickやAmazonアプリストア経由で登録した場合、Amazonのウェブサイト上で管理します。

  1. Fire TV本体ではなく、PCやスマホのウェブブラウザで Amazon.co.jp にログインします。
  2. 「アカウント&リスト」メニューから「アカウントサービス」を選択します。
  3. 「デジタルコンテンツとデバイス」内にある「アプリライブラリとデバイスの管理」をクリックします。
  4. 画面左側の管理メニューから「定期購読」をクリックします。
  5. 「DAZN」の項目にある「アクション」ボタンまたは「定期サービスの管理」を選択します。
  6. この画面からプラン変更ができます。指示に従い「DAZN Standard」を選択してください。

【要注意】DMM・docomo契約の「移行」手順

DMM(「DMM x DAZN」プラン)やNTTドコモ(「DAZN for docomo」)を経由している利用者は、最も注意が必要です。これらは独自のセットプランであり、シームレスな「アップグレード」はできません。

現在の契約を一度「解約」し、視聴期間が満了した後に、目的のプランに「新規登録」する「移行」作業が必要になります。

私が調査したところ、このプロセスには重大な二重課金リスクが伴います。現在のプランの有効期限が残っている間に誤って別のDAZNプランに登録すると、両方の料金が重複して請求されます。DMMもドコモも、このような手続きミスによる返金は一切行わないと明記しています。

必ずDMMやドコモのサポート窓口に連絡し、現在のプランの「有効期限」と「解約が完了するタイミング」を正確に確認した上で、新しいプランへの登録を行ってください。

アップグレードのメリットと注意点

DAZNスタンダードへのアップグレードは、すべてのスポーツコンテンツを楽しみたいファンにとって大きなメリットがありますが、いくつかの注意点も存在します。

スタンダードにする明確なメリット

最大のメリットは、やはり視聴できるコンテンツの圧倒的な網羅性です。私がGlobalプランからアップグレードした決定打も、JリーグとF1が視聴できる点でした。

  • Jリーグ全試合、F1全セッション、欧州サッカー、プロ野球など、DAZNの配信コンテンツをすべて視聴できる。
  • 特定のスポーツに縛られず、シーズンや興味に合わせて様々なスポーツを横断的に楽しめる。
  • 『Yabecchi Stadium』などのオリジナル番組もすべて視聴できる。

月額料金は上がりますが、複数のスポーツを個別に契約することを考えれば、スタンダードプランの価値は非常に高いと言えます。

アップグレード時の注意点|トラブルシューティング

手続きの際や直後に、いくつかの一般的なトラブルが発生することがあります。私が経験したり調べたりした対処法を紹介します。

支払い情報の更新

アップグレードを試みた際に「お支払い方法を更新してください」と表示されることがあります。これは、新しいプラン料金の決済がクレジットカードの限度額超過や有効期限切れで失敗したことが原因です。

DAZN直接契約の場合は「マイ・アカウント」で支払い情報を更新します。AppleやGoogle経由の場合は、それぞれのプラットフォーム(App Store, Google Play)の支払い設定を更新する必要があります。

デバイス制限(エラーコード 65-450-403)の解除

アップグレード直後に「エラーコード:65-450-403(登録デバイスの制限に達しています)」が表示されることがあります。これは、手続きに混乱し、複数のデバイスで次々にログインを試みた結果、アカウントが一時的にロックされる現象です。

このエラーはDAZNの「マイ・アカウント」にある「デバイス」管理ページから「すべてのデバイスからログアウトする」ボタンを押すことで解決します。その後、視聴したいデバイスで再度ログインしてください。

その他の一般的なエラー対処

コンテンツが読み込めない、または他のエラーコード(例 65-003-410)が表示される場合は、標準的なトラブルシューティングを試してください。

  • アプリやブラウザの再起動
  • キャッシュの削除
  • デバイス本体の再起動
  • ルーター(Wi-Fi機器)の再起動

まとめ

DAZNスタンダードプランへのアップグレードは、より多くのスポーツコンテンツを楽しむための鍵となります。しかし、その手順は契約時の「決済プロバイダー」によって全く異なります。

私が強く推奨するのは、手続きを開始する前に必ず自分の支払先を特定することです。特にDMMやDocomo経由の場合は、単純なアップグレードではなく「解約と新規登録」という「移行」作業になるため、二重課金を防ぐために細心の注意を払ってください。

正しい手順を踏めば、Jリーグ、F1、欧州サッカーを含むDAZNの全コンテンツがあなたのものになります。この記事を参考に、失敗のないアップグレードを完了させてください。

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