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草壁シトヒ
くさかべしとひ
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『DAZN』年間プランの途中解約は返金不可!特例をこっそり紹介

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DAZN(ダゾーン)の年間プランを契約したけれど、事情が変わって途中解約したいと考える人は少なくありません。しかし、結論から言うと、DAZNの年間プランは原則として途中解約による返金は認められません。

特に注意が必要なのは「年間プラン(月々払い)」です。毎月支払いが発生するため、いつでも解約できる月間プランのように誤解されがちですが、実際は12ヶ月間の契約に拘束されます。この記事では、DAZNの年間プランの仕組みと、返金が認められる可能性のあるごく稀な「特例」について詳しく解説します。

タップできる目次

DAZNの年間プランとは?

DAZNの年間プランは、1年間の長期契約を結ぶ代わりに、月間プランよりも大幅に割安な料金で視聴できるプランです。このプランには、支払い方法が異なる2つの種類が存在します。

どちらのプランを選択しても、12ヶ月間の最低利用期間が設定されている点が最大のポイントです。

年間プラン(一括払い)

このプランは、契約時に1年分の料金(例|年額32,000円)を一括で支払う形態です。法的には「12ヶ月間有効なサービス利用権」を一括で購入する取引が完了した状態と解釈されます。

一度支払いが完了し、サービス利用が始まった時点で、返金は原則として発生しません。私が思うに、これは12ヶ月分のチケットをまとめて購入した感覚に近いものです。

年間プラン(月々払い)の注意点

こちらが最も誤解を生みやすいプランです。「年間プラン(月々払い)」(例|月額3,200円)は、支払いが毎月発生します。

しかし、これは「割引価格が適用された月間プラン」ではありません。法的な実態は、1年間の総額(例|3,200円×12ヶ月=38,400円)を12回に分けて支払う「割賦払い契約」です。利用者は契約時に12ヶ月分の総額の支払い義務に同意しているため、途中で支払いを止めることはできません。

DAZNの解約手続きの手順

DAZNの年間プランを契約している人が「解約」手続きを行った場合、それは即時の契約終了や返金を意味しません。この手続きの本当の意味を理解しておく必要があります。

「解約」は「自動更新の停止」

利用者がDAZNのマイ・アカウントや各プラットフォームで行う「解約」操作は、法的には「自動更新の停止」を意味します。

この手続きを完了させると、現在の12ヶ月間の契約期間が満了した時点でサービスが終了し、次の1年分の契約が自動的に更新されるのを防ぎます。契約期間が残っている間は、引き続きサービスを視聴できます。もちろん、「年間プラン(月々払い)」の人は、契約最終月までの支払い義務が継続します。

決済方法別の手続き窓口

解約(自動更新の停止)手続きは、DAZNと契約した窓口(プラットフォーム)で行う必要があります。契約した場所によって手続きの入り口が異なります。

私が調べた主な窓口は以下の通りです。

契約窓口解約(自動更新停止)の手続き場所
DAZN 公式サイトDAZNの「マイ・アカウント」
Google Play (Android)Google Playの「定期購入」管理画面
Apple App Store (iOS)Apple IDの「サブスクリプション」管理
au, docomo, J:COMなど各キャリアの契約管理ページ

どの窓口から契約した場合でも、「年間プランは途中解約・返金不可」という基本方針は変わりません。GoogleやAppleの返金ポリシーが適用されると期待する人もいますが、DAZNのようなサブスクリプションの年間契約に関しては、DAZN側の規約が優先されます。

年間プラン途中解約で返金される特例

DAZNの年間プランは、いかなる理由があっても絶対に返金されないというわけではありません。ただし、利用者の自己都合による返金は100%認められません。

返金が議論されるのは、サービス提供者であるDAZN側に明確な落ち度があった場合に限られます。

DAZN側の重大な契約不履行

これは非常にハードルが高いですが、法務的な観点から返金が認められる可能性がある唯一のケースです。それは、DAZN側による「重大な契約不履行」があった場合です。

具体的には、以下のような状況が考えられます。

  • DAZNが予告なく長期間にわたり、全コンテンツの配信を停止した。
  • 技術的な不具合が恒常的に発生し続け、サポートに連絡しても一切解決されず、利用者が全くサービスを視聴できない。

単に「時々フリーズする」「特定の試合が見にくい」といったレベルでは、重大な契約不履行とは認められません。

自己都合での返金は不可

利用者が返金を希望する理由のほとんどは「自己都合」に分類されます。これらは返金の対象外です。

  • 興味のあるスポーツのシーズンが終わった
  • サービスを利用しなくなった、飽きた
  • 契約内容を月間プランと誤解していた

上記のような理由では、年間プランの契約義務を免れることはできません。

まとめ|DAZN年間プランは原則返金はなし

DAZNの年間プランは、月間プランより安い料金と引き換えに、「12ヶ月間の契約拘束」を受け入れる契約です。「一括払い」でも、誤解しやすい「月々払い」でも、この条件は同じです。

利用者が行う「解約」手続きは、あくまで「自動更新の停止」であり、残りの契約期間の支払い義務が免除されたり、返金が発生したりすることはありません。年間プランを契約中の人は、まず「自動更新の停止」手続きを済ませ、契約満了まで利用し続けるのが現実的な対応です。

もし私がこれからDAZNの契約を検討するなら、柔軟性を重視します。DAZN公式の月間プラン(月額4,200円)は高額ですが、「DMM × DAZNホーダイ」(月額3,480円)のように、より安価で柔軟な(月契約)プランも存在します。ご自身の視聴スタイルに合わせて、最適なプランを選択してください。

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